志望校にもよりますが、都立高校の入試は決して簡単ではありません。内申点も考慮されるため、単純に学習をするだけでは落ちる可能性があります。この点を踏まえてポイントになるのが、学校と塾での活動をバランスよくこなすことです。塾に専念するあまり、学校でミスを連発していると内申点は下がってしまいます。
そうなると、都立高校の入試本番で高得点をとっても、総合的で合格ラインに届かない可能性が高いです。したがって、学校のほうでも一切手を抜くわけにはいきません。私立高校とは異なり、この勘違いが命取りになることも多いです。これは主要五科目以外にもいえる話で、特に副教科に関して努力するスタンスが求められます。
もちろん都立高校の入試当日にテストはありません。言い換えると、普段の学校生活でしっかり点数を稼いでいくことが必須となっています。どうしても主要五科目と比べると軽視しがちなので注意しましょう。そのうえで、塾が用意しているカリキュラムも適切にこなす必要があります。
内申点がいくら良くても、やはり最も重視されるのは当日の点数です。偏差値が高い学校ほど受験者のレベルも高いため、基本的に内申点も高いレベルに集中しています。よって、当日のテストで差を付けることが合格する必須の条件です。この点に関しては、学校の授業を受けているだけでは対処しきれません。
過去問を分析するような緻密な準備が必須であり、塾のサポートを最大限に活かすることが求められます。